立ち枯れの老木を覆い尽くした葛
風が吹いて広葉がのけぞると葛の花が見えた
今日も多井畑の里を散歩して沢山写真を撮った。このところとり憑れたようになんでもかんでも撮りまくっている。撮影の対象は身辺の通い慣れたところばかりなのでいろいろアングルを工夫しないとマンネリになる。多写多捨のスタイルによって理屈ではなくて直感的なものを身につけたいと思ったのである。
実は30年続けてきた俳句の学びの体験を顧みて、同じではないかと思うのです。軽快な機種環境とデジタルカメラだからできることで銀塩育ちの先達から見れば邪道このうえない不埒な考えかも知れない。